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相手の良いところに目を向けるということ~ポジティブ心理学の観点から~


こんにちは。
株式会社キャリアアップで学生支援を行っている生駒です。

 

先日、大学時代の親友が相手の良いところに注目しようと改めて決意していたのですが、それを見て色々と考えさせられるものがありました。

 

人間と言うものは不思議なもので、充実していたり余裕があったりすると他の物事を肯定的に捉えられるのですが、反対に不満が溜まっていたり悩みに苛まされていたりすると他の物事を否定的に捉えがちです。
このことは誰しもが一度は経験したことのある内容ではないでしょうか。

 

では、環境や自身が充実していないと肯定的に捉えられないかと言うと必ずしもそうではなくて、他の物事を意識的に肯定的に捉えているからこそ、周りの環境や自身を肯定的に捉えられるようになるのではないかなと思います

 

例えば、次の例を考えてみましょう。
Aさんは、仕事が忙しくてプライベートの時間が人より少なく、友達と余暇を過ごす機会は余りありません。ですが、同世代の平均年収より少し高い収入があるとします。
この時、Aさんはプライベートの時間が欲しいと言ってしまうのです。

さて、それは欲張りなのでしょうか。

 

欲張りと答える方は多いでしょう。
しかしながら、そう答える方に限ってAさんと同じ状況下に置かれると同じ様に思うものなのです

そして、それは実に自然なことです。
お腹が空いたら食事を摂る。お腹が痛くなったらお手洗いに行く。
これらと同じで、プライベートの時間が欲しいと思ったのであればそれを望むのは当たり前のことなのです。

 

当たり前ではありますが、ここで一旦立ち止まってよく考えてみてください
プライベートの時間は人より少ないかも知れませんが、収入は人より高いのです。
何故そこに目を向けようとしないのでしょうか?

 

冒頭でも触れましたが、人間は不満が溜まっていたり悩みに苛まされていたりすると他の物事を否定的に捉えがちです。
ですが、その時に冷静になって自身の周りを見渡すと人より恵まれていることは多々あります
そこに焦点を合わせると良いのです。

そして、この焦点を合わせる為に必要なことは、他の物事を意識的に肯定的に捉えていくことなのです

 

普段から様々なことを肯定的に捉えていますか?
上司に叱られたとしても、それは自身の成長の機会と思えていますか?通りすがりの人と肩がぶつかったとしてもその人に配慮出来ていますか?昼食を摂る際にどの店に行くか悩むのではなく、複数の店を自身の意思で選択出来ることに気付いていますか?

 

最初はこじつけでも良いのです。
ですがそうやって意識的に他の物事を肯定的に捉えていくと、周りの環境や自身を肯定的に捉えられるようになってきます。
それこそがポジティブ心理学で言うところの主観的幸福感なのです

 

自分が最近腐ってしまっているな、暗いなと思う方は、先ずは自身の周りの出来事を肯定的に捉えてみませんか?
それは何も自身に直接関わりの無いことでも良いのです。

 

例えば、通勤途中に見知らぬ誰かがお年寄りに席を譲る光景を目にしたのであれば、無関心に見つめるのではなく朝から良いものを見させて貰ったと思えば良いのです。
また、少し混んでいる車内の中で新聞を広げて読んでいる人が周りの人に注意され、「すみません」と言って折り畳んだという光景を目にしたのであれば、注意されているとほくそ笑むのではなく、素直な人だなあと思えば良いのです。

 

相手の良いところに目を向けることも同様です。
同僚で取っ付きにくいと思う人がいたとしても、よくよく観察してみれば仕事熱心であったりお客様や取引先には好感を持たれていたりするかもしれません。
些細なことで言えば、誰かが落としたものを即座に拾い上げる人かもしれません。
そういう部分に気付く為には、普段から自身が意識して物事を肯定的に捉える視点を持つ必要があります。

 

普段、行く先々で周りを見渡すと殺伐としたやり取りを見かけることが多々ありませんか?
無関心、冷笑、落胆、嫉妬、閉塞感…。
それでは面白みがないですよね。
余裕を持ちたいのであれば、充実したいのであれば、先ずは周りの出来事や相手に対して肯定的な観点から目を向けていきましょう。
それが一番の近道なのですから。


2017.09.21

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