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相手への助言の際に~初心に帰って伝えませんか?~


こんにちは。株式会社キャリアアップの生駒です。

突然ですが、若手社員の皆さん。

仕事って楽しいですか?

 

 

楽しいと言い切れる人は非常に恵まれた環境にあります。その幸運をしっかりと噛み締めて、大切にしてください。

 

「楽しい訳ないじゃん( ˘•ω•˘ )」

「つまんないに決まってるでしょ(=゚ω゚)ノ」

「転職しようかな・・・」

 

そう思っている人が大半だと思いますし、それで当たり前なのです

 

新人社員や新しく入ったアルバイトは仕事を一から覚える段階から始まりますから、上司から叱られることがどうしても多くなります。

それは致し方ないのですが、だからと言って言い方や言葉の選び方を疎かにして良い訳ではありません。先日、ある飲食店にてアルバイトらしき店員が店長に怒られているであろうやり取りが聞こえてきたのですが、それが実に聞いていて気分の良くない言い方なのです。確か「そんなことで社会人としてやっていけると思うなよ」や「こんなことも出来ないとか考えられん」といった言い回しが聞こえてきました。

よくよく耳を澄ましてみると、完全に店員の落ち度で、お客さんにも迷惑が掛かっているのに反省の色が見られないという、怒られても仕方の無い内容だったのですが、どれだけ正しいことを言っていたとしても口汚いものの言い方をしてしまってはただの暴言になってしまいます。

 

相手に何かを伝える際に気を付けなければならないのは、自分自身がかつて同じ立場にあったことを自覚することなのです。

 

誰にでも新入社員やアルバイト初日の経験がありますが、歳を経るごとに、経験を積み重ねていくほどに初心を忘れてしまいがちです。ゼロからスタートする人に今の自分の水準で何かを伝えるのは宜しくありません。ましてや、それが説教や注意に近いアドバイスならば尚更のことです。

 

自身が駆け出しの頃を思い返してみてください。

出来ないなりに、分からないなりに真面目に頑張っているのに、頭ごなしに否定されたり怒鳴られたりしたらどの様に感じますか?

 

もっと言えば、人格を否定するような表現を投げかけられたらどうでしょうか?

 

 

言い方や言葉の選び方を疎かにしていると、しばしば否定する様な言い回しや暴言に近しいものを口に出してしまいがちになります。

それ自体が宜しくないことですが、その様な言い方を続けていると相手だけでなく周りの人にも悪影響を及ぼしかねません。それだけでなく対外的な評価も下がってしまうでしょう。

先程の飲食店のやり取りが良い例です。関係もなく聞きたくもない説教を大々的に聞かされる形となって、果たしてどれだけの人が気分良くその場に居続けることが出来るでしょうか?

 

それはよくある会社の中でも同じことです。

厳しさを持った愛情などは、とうの昔に無くなってしまっているというのが個人的な印象です。

 

前職の頃の話です。

職人の方々と接する機会の多かった自分にとって、ある意味で怒られることは当然のことでした。しかしながら、その後はいつもフォローをしてくれたものです。落ち込んだ背中に何を言うまでもなく、連れて行ってもらったラーメンの何と美味しかったことか。

 

これを「厳しさを持った愛情」と言うのです。

心が通っていると言うのです。

 

本心から相手のことを思って叱ってくれる人は、同じくらい褒めてくれたものでした。

 

 

突然ですが、レストラン「ル・クロ」のオーナーである黒岩功さんをご存知でしょうか?

 

黒岩さんの『また、あの人と働きたい』という書籍に、フーバーというシェフの話が出てきます。

このフーバーという方の立ち居振る舞いにこそ「厳しさを持った愛情」が現れています。

 

詳しくは黒岩さんの書籍に目を通して戴く方が良いでしょう。

ですが、核心的な部分を一つ申し上げるのであれば、フーバーは平等な方だということです。

 

話を戻します。

 

どれ程、平等な人がいるでしょうか?

相手のことを本当に思って見つめられていますか?

 

先ず、そんな人はいません。

だからこそ、それが出来る人の元には良い人が集まってきますし、ひいてはビジネスも成功しています。

 

「下が言うことを全然聞いてくれない・・・」

「最近の若い者はたるんでいる!!」

 

仰る通りでしょう。

ですがそう思う前に、どれだけ部下や後輩を褒めたか思い出してください。

皆の前で、心の底から、直接「やったな!」「おめでとう!」と果たして何度伝えてきましたか?

 

「ありがとう」

メールでちょちょいのちょい。

これ程悲しいことは無いですよね。

 

それだけではありません。

怒られることは多くても褒められることは少ない。

その状況下で、こんな言葉を掛けられ始めたら要注意です。

 

「あなたのことを思って言っているんだ」

「人間的に好きだけど、ここは・・・」

 

こんな言葉はクッション言葉にすらなりません。

本心ではそう思っていないからこそ、もっと言えば、もうどうでも良くなったからこそ、そういった表現が出て来るのです。

 

いくら意識下では「そんなことは断じてない!」と思っていたとしても、無意識下では「ああ、もういいや。こいつはダメだ」という

観念の形成が絶対に始まっています。

 

だからこそ、そういう言葉を掛けられ始めたら、クビを宣告される前に転職活動を始めておいた方が良いでしょう。

その際は、株式会社キャリアアップまでご連絡戴ければ全力で応援します。

 

 

閑話休題。

 

かつての自分がスーパーマンの様に活躍できていたかどうかを振り返れば、自ずと立ち居振る舞いも変わってくるはずなのです。

 

 

「人を改めさせよう、変えようとする前に、まず自ら改め、自分が変わればよい」

 

 

相手に何かを伝えたいのであれば、その人の現在の水準に見合った角度から伝える様に心掛けてみませんか?

出来ていないことがあるならば、それを単に責め立てるのではなく出来る様になる為にすべきことを教えたり、その人の持ち味や強みを活かす方向に導いたりする方が良いとは思いませんか?

 

歳を経れば経る程、経験を積み重ねていけばいく程、かつての自分が如何に出来ていなかったを忘れてしまうものです

それは仕方の無いことではありますが、相手に何かを伝えなければならない時は、その人が駆け出しであればある程、未熟であればある程、初心に返って同じ目線になることが必要となってきます。

誰かを指導する立場や色々と相談を受けやすいポジションにいるのであれば尚のこと、人を活かしてこその助言であることを肝銘としなければならないのです。

 

こういったお話も出来るのが株式会社キャリアアップ。

中間管理職や経営者の方で、部下の人材育成についてお困りごとがあって、かつ真剣にそれを改善したいと思っているのであれば、急いでご相談ください。

放っておくと離職率の上昇という結果に繋がりますし、失礼ながらそういった企業には、例えどれ程資金力があろうと条件が良かろうと、人を紹介したくないですから。


2017.09.28

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